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観劇の記録と紹介です。

えびす組劇場見聞録メンバーです。
しばらくblogはお休みしていましたが、【演劇、観劇のカフェ】blogからこちらに引っ越して来ました。
どうぞよろしく。

観劇のカフェ
出会った作品について語ります。関連書籍や音楽も、できる限りご紹介します。
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文学座文芸研究委員会主催・第三回『リーディング/こんな作家はどうですか?』(6/28-29)
文学座文芸研究委員会主催『リーディング/こんな作家はどうですか?』
この試みももう三回目だそうですが、初めて観に行きました。
座付作家は居ないけれど、劇作を書ける座員が大勢居るのが文学座
座員の中には本公演のホンを書いた俳優もいました。

今回は若手の演出家と俳優が書いた作品の二本立て。出演もすべて文学座です。

・『13700000000』作・演出・所奏(演出部所属)
 出演:亀田佳明、采澤靖起、後田真欧、藤﨑あかね、下池沙知、増岡裕子、鹿野真央、前東美菜子

・『甘い生活』作・演出・斉藤祐一(演技部所属)
 出演:赤司まり子、大野容子、伊藤安那、髙柳絢子、岡本正巳、藤川三郎、内藤裕志


13700000000』数字の意味をネットで検索していて、この作品が再演であることを知りました。
(初演に書かれた『13700000000』をより楽しめるかもしれない予備知識が掲載された演劇ユニットSehkraftのブログ

宇宙が始まってから今日に至るまで137億年、このことに由来してるようです。
冒頭で出会った二つの生命体。気が付くと私たちの日常の風景が出てきたあたりが「今日」ということになるのでしょうか。
壮大な宇宙の中で交わされる非日常の会話。
私が感じたこの作品の印象は、色でした。青白い閃光。

甘い生活』の作者、斉藤佑一さんの戯曲作品を以前にも観たことがあります。
1960年のメロス』(えびす組劇場見聞録第35号に掲載の観劇録はこちら

過去の事件をモチーフに、独自の視点で構想を膨らませて描くのが斉藤さんの戯曲の特徴のようです。
『甘い生活』の、さらにロマンスのスパイスを効かせて見せる手法は、胸にじんときました。
斉藤さんのツイッターに書かれた紹介文よると【「甘い生活」は福田和子の逃走劇を基にしたものです。久しぶりに書いた戯曲です。】とのこと。
女性の得も言われぬ魅力、その魅力に翻弄される男性の視点から描かれた作品。
展開のテンポが逃走劇と相まって、振り回される男性の悲壮感を感じる間もなく、次第に男の弱さより目をつむる度量の大きさが見えてきたのも面白かった。
そして、一章、二章・・・と進行するところが、女性が働くスナックが主な舞台となるためか、一曲、二曲と大声で発せられて歌を背景に展開する心憎い演出。
過去の事件を振り返り、昭和な気分を思い出す。終わってみれば作者のユーモアたっぷりの精神がストンと胸に落ちました。
こちらの作品、色に例えるならば、赤いミラーボール。

こんなこともやっています、と文学座の稽古場で披露、言葉が文学座の俳優から発せられるのもミリョクです。

※『13700000000』作・演出の所奏さんの次回作は、『Glitch』。
 公演の詳細は演劇ユニットSehkraftのブログ

(文学座新モリヤビル一階にて、入場無料)



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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

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