カテゴリ

最新記事

QRコード

QR

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

プロフィール

kangekinocafe

Author:kangekinocafe
観劇の記録と紹介です。

えびす組劇場見聞録メンバーです。
しばらくblogはお休みしていましたが、【演劇、観劇のカフェ】blogからこちらに引っ越して来ました。
どうぞよろしく。

観劇のカフェ
出会った作品について語ります。関連書籍や音楽も、できる限りご紹介します。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『おのれナポレオン』(4/9-5/12)
おのれナポレオン4月下旬に観劇してから書きそびれているうちに、周知の通り大変な話題になってしまいました。
私が観たのは、出演者が交替する前。
無事に千秋楽を迎えたので、観劇録を書くことにします。

おのれナポレオン』作・演出・三谷幸喜、主演・野田秀樹
最初から、とにかくチケットを取るのが大変でした。
このビックネームに、私は何を期待し、求めていたのでしょう。
観劇後に、そう自分に問いかけていました。(4/25観劇)

かのナポレオン・ボナパルトが、晩年に島流しの地で亡くなった、その真相を探る物語。
サスペンス仕立てでもあり、結構、真っ当なお話が歴史劇でもあり、作品としては大変興味深く面白いものでした。
ですが、この二人ならもっと違うことができるんじゃないかと、私自身が勝手な欲求を持ってしまいました。

三方を客席が囲む舞台は、シンプルながら流刑地をイメージさせるのに十分でした。おのれナポレオン模型
ロビーに展示してあった舞台装置の写真はこちら
この形状は、ただ単に俳優を間近で見るためのものではないのだろうと。
それならもっと小さな劇場で上演して欲しかったと思います。

長い公演期間、休憩なしの2時間半あまりの上演時間。
後半の日程になればなるほど、芝居が熟成されていったことを確信しています。

通常の舞台では、私自身はアドリブの応酬は好きではありません。
ただ一つ、発せられるそれらの言葉が、作品の一部となって余りある成果を生み出す場合を除いては。
なんとわがままな観客でしょう。
もしかすると、私がこの作品に足りないと感じたものは、欲しいと感じたものは、この躍動感だったのかもしれません。

比較するものではないことを承知の上で述べると、野田地図作品では、身体的にも言葉的にも躍動感のある流れが出演者に緊張感を与えています。もちろん、観客もそれを感じています。
登場人物間の連携、とでも言いましょうか。
野田秀樹自身が、常にその躍動の原動力となり、実践者でもあるのです。

この『おのれナポレン』では、野田秀樹は、あくまで役者・野田秀樹でした。
セットがほとんど無い舞台で、観客に四方八方から見られているという俳優の、ほぼ全員が出ずっぱり。
観客にとって興味ある状況で、通常の芝居をして終わり、では、この作家(三谷幸喜)でこの俳優(野田秀樹)という面白みが100%発揮できていなかったのではないかと、千秋楽までの4ステージの流れを耳にして思いました。
せっかくきちんと作品を見せていただいたのに、申し訳ありません。観客の身勝手な願望です。

なにはともあれ、無事に千秋楽を迎え、みなさんお疲れ様でした。
一日も早く、天海さんの舞台での雄姿を拝見できることを願っています。
宮沢りえさんご登場の舞台も観たかった。

※公演の詳細は、東京芸術劇場の公式サイトで。

(東京芸術劇場プレイハウス)

スポンサーサイト

テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。