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Author:kangekinocafe
観劇の記録と紹介です。

えびす組劇場見聞録メンバーです。
しばらくblogはお休みしていましたが、【演劇、観劇のカフェ】blogからこちらに引っ越して来ました。
どうぞよろしく。

観劇のカフェ
出会った作品について語ります。関連書籍や音楽も、できる限りご紹介します。
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新国立劇場マンスリー・プロジェクト4月 トークセッション
新国立劇場のマンスリー・プロジェクト、
4月は『効率学のススメ』(公式サイトはこちら)の演出家でナショナル・シアター・ウェールズの初代芸術監督ジョン・E・マグラー氏と、宮田芸術監督とのトークセッション「With -つながる演劇・ウェールズ編―」。

私の一番の関心は2009年11月に設立された‘劇場を持たない国立劇場’の仕組みはどんなものかというもの。
ですが、これぞコロンブスの卵だ!という想いで話を聞きました。

ジョン・E・マグラー氏が、まずイギリスの国立劇場事情について語ってくれました。
イギリスは、イングランド、スコットランド、北アイルランド、そしてウェールズの4つの国から構成されているのは周知のこと。
ロンドンにある国立劇場は、私も行ったことがありますが、これはイギリスの、ということになるそうで、その他にスコットランドに1つ、ウエールズに2つ国立劇場が存在するそうです。
じゃあ、北アイルランドには?という疑問を持ちますが、これが複雑な問題を抱えているそうで、(『モジョ・ミキボー』の問題そのままに)北アイルランド独自での国立劇場の存在が難しいのだそうです。

そしてウェールズにはウェールズ語で上演される劇場が既にあり、ジョン・E・マグラー氏が芸術監督を務める国立劇場で上演されるのは英語。
そして劇場は・・・存在しません。
そのパイオニアがスコットランドの国立劇場だそうですが、では、どうするのかと言えば、ウェールズ各地で上演箇所を見つけ、その場所で作品をつくるのだそうです。
その制作方法については新国立劇場のサイト「ア・ラ・カルト」で、演劇ジャーナリスト岩城京子さんがウェールズ現地レポートの記事を書いているので参照してください。

なんといってもジョン・E・マグラー氏の意欲に驚かされたのは、初年度のプログラムについて、全て新作全て異なる場所全て異なる方法論、で上演したというのです。

自分たちが出かけて行って作る、これが‘劇場を持たない国立劇場’ということなのです。

今回のトークセッションは『効率学のススメ』の舞台で行われました。
今まで新国立劇場では見たことのない劇場空間となっています。
新国立劇場の公式サイトに舞台写真がアップされています。こちらを参照してください。
ますます期待が高まります。

15~20年ほど前のことですが、何度も友人宅のあるウェールズを訪ねたことがありました。
街中の道路や駅にウェールズ語と英語の標識があることから、独立独歩の精神を大いに感じたものです。
その精神が、街をあげて、独自の国立劇場の作品づくりへと導いたのかもしれないと、ふと頭をよぎりました。

(新国立劇場 小劇場にて)

☆『効率学のススメ』の演出家ジョン・E・マグラー氏のロングインタビューが掲載されています。
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