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Author:kangekinocafe
観劇の記録と紹介です。

えびす組劇場見聞録メンバーです。
しばらくblogはお休みしていましたが、【演劇、観劇のカフェ】blogからこちらに引っ越して来ました。
どうぞよろしく。

観劇のカフェ
出会った作品について語ります。関連書籍や音楽も、できる限りご紹介します。
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『ゴドーは待たれながら』(4/6-14)
ゴドーは待たれながらタイトルから分かるとおり『ゴドーを待ちながら』の、こちらは主語がゴドーの待たれる側の心理を描いた作品。
パロディと言ってもいいのでしょうか。
観た者が笑うことを意図して書かれているようです。

しかしこの作品、終演後に解説文を見てわかったことですが、いとうせいこう氏が1992年に書いた戯曲とは驚きました。
私の頭の中では、ゴドー(大倉孝二)は、まるで震災直後に何か手を差し伸べようとするけれど踏み出せない人々の心理を代弁しているようでもあったからです。
それだけではなく、はたから見れば現代の病を患っているかのようなゴドー。
作品が世に出てから20年あまりを経ても、この世界は、この世界に住む私たちは、なんにも変わっていないということを痛感しました。
自分の中にあるゴドーを笑い飛ばしたいけれど、笑えない。

ゴドーを待ちながら』で、ゴドーのメッセージを持ってくる少年も、ちゃんとこちら側にやって来ます。
これは本家本元の作品を知る者には面白い展開ですが、もちろん知らなくてもその会話は興味深いもの。

さて、待たれているゴドーは、いったいどんな決断を下すのでしょう。
それを見届けるまでに、私には忍耐が必要でした。
笑うのか、苦しむのか、どうぞお楽しみに。

作・いとうせいこう、演出・ケラリーノ・サンドロヴィッチ

※東京芸術劇場の公式サイトはこちら

(シアターイーストにて)

☆こちらはサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』。
ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)
(2008/12/26)
サミュエル ベケット


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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

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