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Author:kangekinocafe
観劇の記録と紹介です。

えびす組劇場見聞録メンバーです。
しばらくblogはお休みしていましたが、【演劇、観劇のカフェ】blogからこちらに引っ越して来ました。
どうぞよろしく。

観劇のカフェ
出会った作品について語ります。関連書籍や音楽も、できる限りご紹介します。
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『さくら色 オカンの嫁入り』(3/15-20)
さくら色 オカンの嫁入り』を、三越劇場で観ました。

映画を観て展開は知っていましたが、この客席で感じたことは、目の前で語られる言葉で感じる思いやりでした。

オカンと捨て男・研二の出会い、抱える過去。
引きこもった月子の、そして見守るサク婆の想い。
月子を姉ちゃんと慕う飼い犬のハチ。

それぞれの口から、互いへの想いが語られる時、染み渡る人情にホロリとしました。

一寸先は闇、と言っていいほど、将来の見通しを描くことが困難な現代。
なんでも最近「涙活(るいかつ)」が流行りとか。
ネットで検索すると「悲しい時や感動した時などに、相手の境遇に共感して流す涙にストレス発散効果があるという」
この目的のために、参加者を募って一緒に泣く活動があるとか。

一幕では、引きこもって一年になる月子の現状への想いを知って、知らず知らず涙が頬を伝っていました。

そして、21才で月子を身ごもっている間に夫に先立たれ、両親も既に他界していたオカンを住まわせた大家であるサク婆の見守る想い。
その家が、サク婆の産まれてこなかった子供のために建てたものであることなど、彼らの心でつながっている状況を安堵の想いで聴きました。
派手な研二のシャツにさえ、込められた意味があります。

オカンも月子も研二も、今も生きることを頑張っています。
彼らなりに。
いえ、人一倍。
その姿が、舞台ですから彼らの口から語られる、その言葉が観客の心に触れました。

きっと心から共感していたのだと思います。
何も考えずに涙がポロポロと落ちてきました。

ところで、昨年12月に上演された『ハーベスト』(詳細は世田谷パブリックシアターのサイト)に続いて、熱い男を演じる佐藤アツヒロさんがいいですね。
その瞳に説得力がありました。優しさと情熱の。

4月は演劇鑑賞会で、引き続き上演されるそうです。
会員の皆さん、お楽しみに。

原作・咲乃月音「さくら色 オカンの嫁入り」(宝島社文庫)
脚本・赤澤ムック、演出・西川信廣、音楽・八幡茂、美術・中村広一、照明・吉川ひろ子、音響・高橋巌、衣装・村上由美

(三越劇場にて)

さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫)さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫)
(2009/09/05)
咲乃 月音



☆続編があるとは知りませんでした。
ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後 (宝島社文庫)ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後 (宝島社文庫)
(2010/09/07)
咲乃 月音


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