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Author:kangekinocafe
観劇の記録と紹介です。

えびす組劇場見聞録メンバーです。
しばらくblogはお休みしていましたが、【演劇、観劇のカフェ】blogからこちらに引っ越して来ました。
どうぞよろしく。

観劇のカフェ
出会った作品について語ります。関連書籍や音楽も、できる限りご紹介します。
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八月納涼歌舞伎・千穐楽
26日に千穐楽を迎えた歌舞伎座で、八月納涼歌舞伎の、第一部と第二部を続けて観ました。
三部通して戌年にちなんだ犬にまつわる作品、ということで、どこに出て来るのか探してみると・・・

『慶安太平記』(作・河竹黙阿弥)では、由井正雪らと陰謀を企む丸橋忠弥(橋之助)が、まとわりつく犬に石を投げて追い払うふりをして、実は後ろの濠に投げ込み、その音で深さを測ろうというものです。
ただの大酒飲みだと思っていた忠弥が何か企んでいるとわかる重要な場面です。大きな着ぐるみの犬が出てきました。
しかしこの作品の見所は、三場の見事な捕物の場面です。忠弥が追っ手に追われ、何本も縄をかけられ、それをすり抜け、そして戸板を足掛かりに屋根まで駆け上がり、その場で組まれた縄に飛び降り、棒を振り回し・・・その流れが見事な大立ち回り。
橋之助も然ることながら、殺陣師の面々の息の合った動きは素晴らしかったです。

第一部の注目の作品に、わかぎゑふが脚本を担当した、新作舞踏劇『たのきゅう』がありました。
舞台の演出も新しく、廻り舞台にそれぞれの場面のミニチュアを並べて、観客は今は芝居小屋の場面だとか、山中にいるのだとか想像を楽しみながら観る趣向です。
この作品に犬は出ませんが、初舞台の小吉、名代昇進の三津右衛門の披露が劇中にあり、ますます舞台が盛り上がります。
染五郎のおろちの化身の老人役は、声色、その立ち姿、そしておとぼけの様などに、芸達者な悪役ぶりを堪能しました。

第二部に入り、福助の粋な女っぷりが楽しめる『吉原狐』。第一部の踊りで演じられた福助の『近江のお兼』の十代の無垢で力持ちの少女・お兼の時とはがらりと変わり、早呑み込みの、弱い男に惚れっぽい江戸っ子の芸者を、艶と愛嬌で見せてくれました。

そして、『団子売』『玉屋』『駕屋(かごや)』三本続けて踊りの上演です。
『駕屋(かごや)』に犬が出てきました。
『たのきゅう』で初舞台披露をした小吉が子犬に扮し、駕屋三太(三津五郎)との絡みでかわいい仕草を見せてくれました。
小吉は故坂東吉弥の孫と紹介されていました。また将来が楽しみな歌舞伎役者の登場です。
こうして歌舞伎座の夏が終わりました。

(歌舞伎座にて)
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